そんなこんなで老街駅を出て宿へは近距離だったので徒歩で向かいました。出口を最初に出て目にしたのは数々の高層ビルが立ち並ぶ経済特区らしい景観。古い様式のものから最近建設したであろうものまで幅広く連なっていた姿は、正に近年急激に発展していった街の様子を反映した光景でした。次に感じたのは、交通面における乗用車のマナーの悪さです。歩行者側の信号が青になっても車は何知らぬ顔で突っ込んでくることは珍しくありませんでした。後に広州在住の友人に聞いた話では中国は車優先が暗黙のルールで、歩行者が車に気を使って歩かなければいけないということでした。交通事故も頻繁に起こっていて、彼が乗っていたバスは四年間の滞在中、実に5回も事故に遭っているというのだから驚きです笑
写真2枚
宿は事前準備編にも記載したようにAirbnbで予約をしました。Ginza Buildingという妙に親近感の湧く建物でしたが、部屋は事前にチェックしていたままのクオリティで地上20階からの眺めには興奮を隠せませんでした。
宿写真
ちょうど宿に到着した頃に突然大雨が降り始めたので、近くの繁華街「東門歩行街」へ出向きました。微信支付を利用する練習も兼ねて、幾つかの雑貨用品店や露店で買い物をしてみたり、屋台で中国ならではの食べ物を購入してみました。どこのお店で決済をする際にも、店員側が微信支付で支払うことを前提として話を進めるところにこの国のキャッシュレス社会実現の方針が顕著に現れていると感じましたね。日本も今まさに取り組んでいる最中でしょうが、いち早く実現して欲しいものです。
weepay利用写真、食べ物写真
次回は行く前に挑戦したかったことの一つであるmobikeの体験についてです。