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TED – How I’m using LEGO to teach Arabic


➤プレゼンター
Ghada Wali
➤URL
➤概要
・アラビア語・文字は近年衰退しつつある
・プレゼンターは修士課程時にイタリアでアラビア文字を久しく目にしていなかったので、懐かしく感じ、図書館で本を探した
→そこで「アラビア語圏/中東圏」に分類されていたのは、ほとんどがISISに関連するテロリズムについてのものだった
・この状況に胸を痛めたプレゼンターは、自らが立ち上がりグラフィックデザイナーとして打開できないか模索した
・そこで見出したのが、「無邪気さの象徴 × アラブ人のアイデンティティの象徴」のコンセプト
→ 「LEGO × アラビア文字」につながる
・LEGOは世界共通で子どもたちに受け入れられ、創造性を活性化させてくれるこれ以上にない最高のツール
・ラテン語とアラビア語の二つの言語を用いてアラビア語教育をすることはプレゼンターにとって大発見だったが、西洋的、東洋的な文明による問題もある
→効果的なコミュニケーションこそがより寛容なコミュニティに通じるから
アラビア語とラテン語の主な違い:
  1. 並び線が異なる(アラビックの方が書道的に書かれ文字のつながりが重要)
  2. 句読点や発音付の位置
  3. アラビックには大文字が存在しない(代わりに各文字に頭文字、中字、単独形、尾字の4つ)
目的:主に難民が移住先で馴染むこと
誰が見てもわかりやすく、且つ楽しく学べる本を作成することを心がけた
→文字が形と音と用法で説明されていて、ラテン文字でも書かれている
・我々の住む世界がどんなに醜くなろうと、プレゼンターは自分の得意とする分野で美しいものを継承していきたいと考える
➤感想

TED by Tim Kruger


➤URL
➤概要
・危険な気候変動を避けるために、二酸化炭素排出量の削減は急務である
・それと同時に、二酸化炭素を取り除くことも必要である
・Kruger氏はこれらを行う技術的なアイデアが実用的かどうかを評価することを仕事にしている
アイデア例:二酸化炭素を吸収してくれる植物を植える、人工樹木と呼ばれる設備で大気中から二酸化炭素を除去
・Kruger氏が独立で行っている研究:天然ガスを用いて、電気を生成すると同時に二酸化炭素を大気中から取り除くというもの
Origen Power Processとは
  1. 天然ガス(natural gas)を燃料電池(fuel cell)に供給する
  2. 化学エネルギーの半分は電気(electricity)、半分は熱(heat)に変わる
  3. 石灰石(limestone)が石灰(lime)と”純粋な”二酸化炭素に分解される
  4. 純粋な二酸化炭素は利用したり、低コストで貯蔵可能。石灰は産業的に利用可能。
  5. 全体として、二酸化炭素を減少、除去につながる
仮にこの技術を用いて、全ての発電を置き換えると、全体で60%もの二酸化炭素排出量を削減できる可能性がある
海水の酸性化問題に対して石灰を中和剤として、直接海に加えることもできる(二酸化炭素を吸収する役割)
・しかしこれにはもちろんリスク、コストも伴う
→新薬の治験と同じで、この策がかえって人体に影響を及ぼさないか検証する必要がある
・もうただ漫然と環境が変わりゆく姿を見過ごすことはできない。リスクがどうこうとつべこべ語り合っている場合ではない
気候変動により変わる世界 vs 気候変動に対して対策を試みたことで変わる世界
同じことが起こるのであれば、どちらの世界を目指すかは明白である
・我々の世代で問題が完結することは起こりえないが、未来の世代のため現在の我々が勇気を持ち立ち上がるべきである
➤感想

TED by Dan Gartenberg


➤URL
➤概要
・電気の明かりや近年の技術によって我々の生活は日夜休むことのないものとなっている
→その代償として我々のナチュラルな生活リズムは崩れ、睡眠そのものが犠牲となっている
(米人は1940年代と比較して1時間睡眠が少ない)
・睡眠不足はアルツハイマー病や、糖尿病といった重大な病につながることは知られている
・メンタル面での影響もある
的確な判断を下せなくなる、他人への共感力が低下
・そこで科学者が注目するのが、「浅い睡眠」、「レム睡眠」「深い睡眠」の中の「深い睡眠」である
→「深い睡眠」は学習能力や細胞の回復力に関連していて、日頃の活動を長期的な記憶や人格に変換する役割を担っている
・深い睡眠中の脳波はロングバースト波のデルタ波というもの
→歳を取るにつれて、デルタ波は失われていく
・Gartenberg氏は深い睡眠をより効率的に習得するため研究をしている
ディミトリ教授に「ある音を睡眠中の適切なタイミングで流すと効率良い深い睡眠を得られる」と聞いた
・「ある音」は深睡眠時の脳波の振幅数に似ている奇妙な音
→これによりデルタ波が増加する(実験でも検証済み)
・現在は睡眠が秘めている再生能力は十分発揮されていないが、近いうちに小さな装置によって睡眠から更なる恩恵を受けられる日が来るかもしれない
➤感想

TED by Joseph Redmon


➤概要
・10年前、研究者たちはコンピューターで犬と猫を見分けるのはほとんど無理だと考えていた。
→現在では画像にラベルを付けて分類させることで、99%以上の精度で実現可能
・Redmon氏はDarknetという画像分類プログラムを立ち上げた一人
Darknet: C言語で書かれた深層学習フレームワークの一種、You Only Look Once (YOLO)という技術を活用した物体検出に優れている。
Darknetを用いれば、従来の「犬か猫の違いだけでなく、犬種まで識別できる」技術に加えて、画像の中でどんなことが起きているかを把握することができる。
→各々の物体を箱で囲って、それらがなにかを識別する(物体の位置や大きさを含む)
・ローンチから数年で1画像あたりの処理速度を20秒→20ミリ秒(1000倍)に高速化することに成功した
どのようにしたのか?
 
従来のモデル:画像を数々の領域に分割したのちに、分類プログラムで篩をかけて高いスコアが出たところに物体が検出されたとみなす。この方法は一つの画像に対して何千回もニューラルネットで評価をする必要があった。
Darknetの場合:代わりに境界上の箱や、分類の正確さの確率を一気にまとめて生成する。画像は一度しか見ない(YOLO)
・Darknetは汎用物体検出システムで、あらゆる分野に利用可能(自動運転や医学的、ロボット工学的な類)
ナイロビ国立公園では、動物の個体調査
Darknetは無料のオープンソースで誰でも使える
 
Redmon氏はこのオープンソースを利用して、世界中の人々がどのようなものを生み出してくれるか楽しみ
➤感想
最近、Pythonによる画像認識処理についての講習を受けてきたばかりなので、自分の中でホットなトピックであった。このYOLOという物体検出システムは、自分が学んできたニューラルネットの構造や深層学習の基礎をまさに応用したもので、前回学んだことは本当にこの分野の入り口でしかないと再認識させられた。この公演は1年も前のものなので、その間にもフレームワークは更に改良を加えたことだろう。Darknetに関しては、無料で誰でもインストール可能なためこのページを参考にしながらお試しで触ってみようと思う。

TED by Michael Bierut


➤URL
➤概要
・How map of the oldest subway has established
At first, the maps was complicated with rivers, bodies of thames water, trees and parks
The station was all crammed together at the center of the map.
The map itself was geographically accurate but not efficient.
・Inventor: Harry Beck
Engineer who had been working on and off for London Underground.
He knew people using the tube do not really care what is happening aboveground, they just wanted to move from one place to another.
→Thus, he planned ideas of
  1. using only horizontal, vertical or 45 degrees visual and spaced the stations equally
  2. space the stations equally
  3. make every station colour correspond to the colour of the line
It was successful and made Londoners’ life easier.
・The most common design nowadays all over the world
This really became the template of modern metro maps including Tokyo, Paris, Berlin, Sydney, Washington DC and etc…
To sum up,
Harry Beck wasn’t familiar with professional knowledge area of maps but his design attracted tons of people.
Whats important in designing (can be applied to other sectors) are
  1. focus: focus on who you are doing for, why you are doing
  2. simplicity: consider what’s the shortest way to deliver the need?
  3. thinking in a cross-diciplinary way: Who would have thought that an electrical engineer would be the person to draw one of the most common map in the world?

➤感想

TED by Andy Puddicombe


➤概要
THE MIND: The most valuable and precious resource, through which we experience every single moment of our life.
Although “mind” is significant in our life, yet majority of us do not take time to look after it and in fact we spend more time looking after cars, clothes and etc…
experience of becoming a monk: it gave him great appreciation and understanding for the present moment; not being lost in thought, not being distracted, not being overwhelmed by difficult emotions, but instead learning how to be in the here and now, how to be mindful, how to be present.
“our minds are lost in thought almost 47 percent of life time”
It is very wasteful to just sink into that emotion despite there exist a positive, practical, achievable, scientifically proven technique to be more healthy and mindful.
Stereotype of meditation: stopping thoughts, getting rid of emotions, controlling the mind
Actual presence of meditation: STEPPING BACK, sort of seeing the thought clearly, emotions coming and going without judgement, but with a relaxed, focused mind.
Example of rolling balls on hands
→ Keeping balance is significant, where we can allow thought to come and go without all the usual involvement.
To sum up,
Meditation offers the opportunity to step back and to gain a different perspective to see that things aren’t always as they appear.
We cannot change the way that we experience it, but can change the way that we experience it.
All you need to do is to take 10 minutes out a day to step bak, not to burn any intense and to sit on the floor with proper attitude.

TED <3 things I learned while my plane crashed> by Ric Elias


➤概要
  1. 全ての出来事は一瞬にして起こる(思い立ったらすぐ行動、決して先延ばしにはしない)
    →彼は窮地に陥るまで気づくことができなかった
  2. ネガティブな感情、決めつけをできるだけ捨てる
    →「マイナス感情に浸る時間がいかに無駄なことか気付かされた」
    I no longer try to be right; I choose to be happy.
  3. 周囲の人間(特に家族)を大切にする
    →「子どもたちの成長を見れないと思うと悲しくて仕方がなかった。それ以来、良い父親になることを決意した。」
肝に命じてほしいのは、
「人生に永遠なんてない。ここにいられるのは幸運なことで、できることをしない人生なんてもったいない」ということである。

TED by Ashwini Anburajan


➤概要
We are living in a golden era of entrepreneurship but financial systems designed to fund that innovation (venture capital) have not evolved in the past 20 – 30 years.
Disadvantage of VC: It can only pour large amount of money into a small number of potential companies.
Presenter believes our ultimate goal with entrepreneurship is to inspire innovation and stimulate more people to build new companies of all sizes.
Thus, the world needs a new way to fund numerous ideas.
cryptocurrency
Presenter found existence of Initial Coin Offerings (ICOs)
ICOs: a way for young companies to raise money by issuing a digital currency tied to the value and services that the company provides (similar to shares in a company). It also expands the investor pool.
The idea of utilizing ICOs was to cooperate by putting 10 percent of every companies’ equity into a communal pool that then split into tradable cryptocurrency that investors buy and sell.
 This was unprecedented as entrepreneur normally compete rather than cooperate.
It was also beneficial for investors as ICO was not keen to take middleman fees of VC.
It leaded help nearly 30 companies get investment in presenter’s pool.

中国最先端の街・深セン調査紀行 PART 6 〜シェアサイクル・mobikeの体験〜


大雨が降り続いてはいましたが、東門歩行街から850mほどの距離に位置するKKモールという大型商業施設へシェアサイクルで移動することを決めました。中国で有名なシェアサイクル企業はオレンジ色のmobikeと黄色のofoの二つで、mobikeがweechat pay(微信支付)、ofoがalipayとの繋がりが強い為、今回はmobikeを活用することにしました。
mobike、ofo写真
本来ならば微信支付のアプリ内からQRコードを読み取れば、微信支付経由で支払うことができたわけですが、エラーが続きうまく紐付けできなかったので、mobike自体のアプリ経由でクレジットカード口座から引き落とす形で利用しました。アプリでQRコードをスキャンすると端末が位置情報に基づいて自転車のロックを自動解除するという仕組みでした。ロックが解除されたときの音はとても気持ちの良いもので、テクノロジーの偉大さを実感することができました。自転車のデザインは極めてシンプルで変速機能はなし、ベルとカゴ付きでサドルの高さ調整が可能な老若男女問わず利用することを目指しているように見えました。利用終了時には好きなところに停車して(本来ならば白枠で囲ってある駐輪スペースの様な場所に止めるらしい)、手動でロックをするだけでした。mobikeで最も好感を持てたのは乗車後、アプリに乗車詳細が残ることで内容として乗車時間、乗降車位置、CO2排出削減量、消費カロリー数等のデータがひと目でチェックできることです。ここにも国の推し進める政策の一つである「再生可能エネルギーを積極的に取り入れる」という方針が現れていたことに中国という国の賢さを感じ取れました。
ロック解除、アプリデータ写真
ただし微信支付同様、便利なものには裏もあります。誇張なしに至る所に自転車は置いてあり乗りたいときにすぐ乗れるシステム自体は利便性が高いのですが、放置されている自転車の中には投げ捨てられているものや、道のど真ん中にあるもの(通行人によって蹴られていました)など景観を汚しかねない車体が幾度となく目に入りました。せっかくの便利なものがこういった形で観光客に負なイメージを与えてしまうことには落胆を隠せませんでした。
捨てられている自転車写真
(夕食はKKモール内のラーメン屋でラーメンを食べた。もちろんここも微信支付での支払いである。)
次回は爆速で発展を続け、深センを拠点とする企業二社に潜入したレポートです。

中国最先端の街・深セン調査紀行 PART 5 〜宿に到着、繁華街を巡る〜


そんなこんなで老街駅を出て宿へは近距離だったので徒歩で向かいました。出口を最初に出て目にしたのは数々の高層ビルが立ち並ぶ経済特区らしい景観。古い様式のものから最近建設したであろうものまで幅広く連なっていた姿は、正に近年急激に発展していった街の様子を反映した光景でした。次に感じたのは、交通面における乗用車のマナーの悪さです。歩行者側の信号が青になっても車は何知らぬ顔で突っ込んでくることは珍しくありませんでした。後に広州在住の友人に聞いた話では中国は車優先が暗黙のルールで、歩行者が車に気を使って歩かなければいけないということでした。交通事故も頻繁に起こっていて、彼が乗っていたバスは四年間の滞在中、実に5回も事故に遭っているというのだから驚きです笑
写真2枚
宿は事前準備編にも記載したようにAirbnbで予約をしました。Ginza Buildingという妙に親近感の湧く建物でしたが、部屋は事前にチェックしていたままのクオリティで地上20階からの眺めには興奮を隠せませんでした。
宿写真
ちょうど宿に到着した頃に突然大雨が降り始めたので、近くの繁華街「東門歩行街」へ出向きました。微信支付を利用する練習も兼ねて、幾つかの雑貨用品店や露店で買い物をしてみたり、屋台で中国ならではの食べ物を購入してみました。どこのお店で決済をする際にも、店員側が微信支付で支払うことを前提として話を進めるところにこの国のキャッシュレス社会実現の方針が顕著に現れていると感じましたね。日本も今まさに取り組んでいる最中でしょうが、いち早く実現して欲しいものです。
weepay利用写真、食べ物写真
次回は行く前に挑戦したかったことの一つであるmobikeの体験についてです。
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