海外ならではの経験
香港との国境である羅湖に到着してからは、始めに香港の出国審査を終え、その後すぐに中国の入国審査をするといった手順を取りました。全ての審査を終えて、ポケットWi-Fiの設定をするために昼食がてらケンタッキーへ入ったがここですぐに海外の洗礼を浴びることになるのです。Wi-Fiの設定をしながら昼食を食べているとなにやら怪しい二人組が周辺をウロウロしていてすぐに警戒しましたが、そのうちの一人が近寄ってきて中国語で書かれた意味の不明なな紙を無言で見せてきました。直ぐ様怪しいと思い店を出たので大事には至らなかったのですが、自分の推測ではその状況で注意を惹きつけている間にもうひとりが背後から荷物を狙うという作戦だったのだと思います。事前に中国はスリが多いと聞いていましたが、早速その機会に接し更に気を引き締めないといけないなと感じました。
Weechat Payを人生初利用してみた。
羅湖駅からAirbnbで予約していた宿(老街駅)へは地下鉄で三駅分の移動でしたが、ここで初めてWeechat Pay(微信支付)を利用することになります!地下鉄の券売機は表示された金額分をQRコードリーダーで読み取る仕組みで、携帯端末がスキャンをし終えると指紋認証機能(または決済暗証番号)を用いた本人確認を行い引き落としがウォレットから完了するというステップです。最初はアプリのどのボタンでQRコードを読み取るかわからなかったので少し戸惑いましたが、馴れてしまえばこの決済自体は驚くほど便利なものでした。
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領収書もアプリの一つのスレッド内にまとめて送られてくるので、詳細が後にひと目でわかるのも良い点だと思いました。逆に改善しなければならないと感じたところは地下鉄の券売機がこうしたキャッシュレス決済に対応している機械より、対応していない機械の方が多いということです。宿の最寄りの老街駅に至っては対応している機械は一台もなく、それに加えて1元と5元のみの取扱いで、持ち合わせがなければ長蛇のカウンターに並んで両替をしてもらうという極めて不便なシステムでした。急速に経済発展が進んだが故に場所によっては整備が不届きなところが少なからずあるということが印象として残りました。ですが、中国のことですからそのうちすぐに改善されるのではないでしょうか。
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