滞在二日目も大雨が降り止まぬ中、午前中は地下鉄であの騰訊(テンセント)本社のある深大駅へ向かいました。騰訊は今や中国最大のインターネット関連会社で時価総額はあのフェイスブックをも上回ると言われているのだから脅威でしかありません。ただ、事前の準備を怠ったが故に本社の中に入って受付の人に話しかけても「関係者がいないことには社内見学は一切できない」と門前払いを食らってしまいました…せっかくの短期間を利用してはるばる日本からやってきたのに、その機会を水の泡にしてしまったことは深く反省すべき点でした。学生である自分の未熟さを痛感しました。
テンセント本社写真
仕方がないので、次に向かった先は騰訊から約一キロ先にあるDJIというドローン市場でトップに立つ会社の本社でした。騰訊は自社が保有する巨大なビルですぐに把握できましたが、DJIはSkyworthビルというオフィスビルの14階に入っていて、実際に中に入って受付の人に確認するまで場所が正しいか確証が持てませんでした。余談ではありますが、この企業間の移動も含め二泊三日の滞在で計10回以上はシェアサイクルで移動をしました。それくらい中国のシェアサイクルは簡単かつ便利に利用できる優れものでした。
DJIも駄目元で向かいましたが、受付の人との粘り強い交渉の末、数分ほど中を見学させてくれることに成功しました。もちろんオフィスの内部は見せてもらえませんでしたが、これまでにDJIが開発してきたモデルの数々が展示されているスペースの他、会議室を見学させてもらえました。
社内写真
受付の人はほとんど英語ができなかったので深入った質門はできませんでしたが、現在世界には約一万人の従業員がいてそのうち約三千人が本社にいることや、現在のオフィスでは近い将来人員過多になってしまうので数年以内に新たな本社を立ち上げることなどを教えてくれました。また、帰り際に本社から約2.5キロ先にあるフラッグシップストアの存在を教えてくれたので、直ぐ様更なる情報を得るべくそのストアへ向かいました。
次回は引き続きフラッグシップストア訪問からスタートします。
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